美しい肉体を持つオリンピック選手たちを見て思った。
こういう肉体のエリートを今さら目指しても仕方ない。
生まれついての才能というものもあろう。
近くで見たから断言出来るが、N・キャンベルみたいな体に生まれ、ああいう風に体をデザイン出来る人というのは何万人にひとりである。
それに彼女の体を、本当に男の人が好きかどうかというのは、はなはだ疑問である。
私がつくづく羨しいのは、エッチっぽいカラダというやつですね。
モテるのをいいことに、38歳の今日まで好き勝手し放題をしているTがつくづく言う。
「顔がジミで、カラダが派手というのがいちばんいい」私のまわりの若い子で、それにぴったりの女の子がいた。
顔は普通っぽい童顔なのであるが、バストが86、ウエストが55センチという数字を誇った。
彼女がセーターを着ていると、同性ながら目のやり場に困ったものである。
ここまですごくなくても、男の人が誉める女の人のカラダを見ていると、女のそれとかなり違っているのがわかる。
私の男友だちは、ノースリーブの袖からのぞくぽっちゃりした二の腕とか、ミニからのぞくピチピチの太ももを見るとたまらんそうだ。
パンツ姿の後ろのちょっと下がり気味のヒップも可愛いと言う。
つまりモデルタイプの完璧なボディなどあんまり望んでいないのである。
エッチっぽい、というのは、だらしない、という要素も含んでいる。
もちろんぶくぶくぜい肉がついているのは論外であるが、若さゆえの多少のお肉は誰もが大歓迎なのである。
が、こんなことは10年以上前から言われてることだ。
男が考えるいいボディと、女が欲しがるボディとはかなり違うということは、いろんな人が書いたり言ったりしている。
それでも女の方は、頑としてその考えを変えない。
このあいだも身の上相談で、「167センチなのに、54キロもあって死にたくなる」という投書を見て、私は、「こんなのは餓死しろ」と怒鳴ったものである。
どうしてこんなに世の中の女は、違う方向へいくのであろうか。
私が考えるに彼女たちの恋人が誉めないせいではなかろうか。
外国人とつき合っている女性に聞くと、欧米の男、イラク方面も含めてあちらの国の方々は、それこそ言葉を尽くすのだそうだ。
何て素敵な胸、何てキレイな脚なんだ…とかいうような、女を喜ばせるようなことをいっぱい言う。
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